日清食品が5日、「謎肉」が通常の10倍入ったカップヌードルを発売すると発表しました。謎肉とは「ダイスミンチ」と呼ばれる豚肉主体の具材で、一時期 は主力製品から姿を消していたこともあります。今年でカップヌードルが45周年を迎えることを記念した商品ですが、なぜ謎肉増量だったのか? 日清に聞き ました。
一時期消えていた
ダイスミンチとは、味付けした豚肉と野菜などを混合してフリーズドライ加工したもの。食べただけでは作り方などの詳細がわからず、ネット上やファンの間で「謎肉」と呼ばれるようになったといわれています。
2009年から「コロ・チャー」に切り替わったことで、定番のカップヌードルからはいったん姿を消しましたが、昨年復活した経緯があります。(コロ・ チャーとは、豚肉に下味を施し、加熱して仕上げたチャーシューをコロッとした形状にカットしてフリーズドライ加工したものです)
日清に聞きました
12日から発売されるのは「カップヌードルビッグ”謎肉祭”肉盛りペッパーしょうゆ」です。1971年9月18日に発売した「カップヌードル」が今年で45周年を迎えたことを記念した商品です。
通常の「カップヌードルビッグ」の10倍も謎肉が入った商品で、たっぷりの謎肉からうまみが染み出たスープに、ペッパーでアクセントを加えています。パッケージデザインも記念商品らしいお祭り感を演出しています。
記念すべき商品として、なぜ謎肉を選んだのか? 日清の広報担当者はこう話します。
「カップヌードルシリーズの具材で最も人気があり、要望が多かったため、どうせやるなら10倍にしようという話になりました。これまで『もっと食べたい』と思っていた方も満足できると思うので、楽しんでください」