[シドニー 8日 ロイター] – オーストラリアの航空会社3社は、搭乗中にサムスン電子(005930.KS)の最新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」を使用・充電することを禁じる方針を明らかにした。
発火の可能性が指摘された電池問題を受けた措置。
発表したのはカンタス航空(QAN.AX)と傘下の格安航空会社ジェットスター、およびヴァージン・オーストラリアの3社。当局からの指示はないが、リコールを受けて予防的措置を講じる。
機内への持ち込みは可能だが、娯楽システムにつなぐことも禁じるという。
ギャラクシーノート7は充電中の発火事例が報告されており、サムスンがリコールを発表した。
サムスン・オーストラリアは、カンタスおよびヴァージン・オーストラリアと緊密に連携しているとの声明を発表した。