バックパッカー(低予算の旅行者)は世界のどこでも見かけるようになりましたが、近年は新たな問題が起きているとのことです。
お金の無くなった欧米人のバックパッカーが、アジアの旅行先で物乞いをして金品を集める行為が目立ってきているのだとか。
(Asante Massawa – “Begpackers”.)
「ベグパッカーズ」“Begpackers”(物乞いパッカー)と呼ばれる若者が、特にアジアで増えていることから、先進国の人間が第三世界とも呼ばれる発展途上国の人々に、自分の管理の悪さのつけを払わせるのはどうか、と問題を投げかけています。
中には詐欺師のような常習犯もいるのだとか。
「詐欺に注意
この女性にお金を渡さないでください。彼女はヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア出身などと言い、デビットカードを紛失したと騙り、自分と息子が食べるためにお金が必要だと主張します。完璧なドイツ語を話します。そしてお金は返すと彼女の住所の詳細を言います。
ですがそれは真実ではありません!
彼女はもうこの詐欺を2014年から続けています。
これをホテルなどで拡散してください」
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●数年前、タイに身体障害者のドイツ人がいて、多くのタイ人が彼に寄付をしてドイツに帰れるように協力していた。だが彼はパタヤで遊んでいた。のちに彼は国外追放となった。しばらくの間、他のアジア諸国でも彼のことはニュースになっていた。
●去年タイへ行ったとき、休暇を過ごすための資金として、1人あたり300ドルずつ持っている証明をしろと言われた。親切なタイ人からお金を取り上げるとはひどい話だ。しかも彼らは裕福な国の人より経済的に余裕がないのにだ。
●自分で働いだお金で広く旅行した者として言うと、これは腹立たしい。普通の人と同じようにするべきだ。旅行したいなら働け。現地でできる仕事もあるはず。バーやレストランではいつも英語を話せる人々を探している。貧困が蔓延しているところで彼らは物乞いしているんだ。
↑もっと腹立たしいのは、こうした人々は子どもを利用していること。
↑自分も働いて旅行したが、これでムカつきはしないが、あまりに情けないと思う。そんな屈辱の思いをして旅行をする価値はないだろう。しかも子どもを引き連れてだ……「なぁ、おまえ覚えてるかい? パパが無責任でお金がなくなっちゃったときのことを。物乞いしてサバイバルしただろ。いいときを過ごしたな」みたいに話すのだろうか。
●なぜ彼らは農場だとか、バーやレストランに行かないんだ。働いてお金を稼げるようにさ。友人はそうしていたよ。お金が乏しくなるとレストランへ行って皿洗いさ。レストラン経営している家族は泊めてくれた。
↑それは仕事だからだ嫌がるんだ。仕事はハードなんだ。
●腹立たしいのは「私の旅行を支援して」の掲示。
どんな神経をしているんだ。一般常識で考えて、もし5か月の旅費がないなら行くな。自分は年に2週間、母国に帰るだけでもようやくだよ。恵まれない都市に住む人々に物乞いなんて侮辱みたいなものだ。他の人も言ってたが、代わりに何か提供すべき。英語を教えたりレストランで皿洗いしたりだ。
●ベグパッカーズ=人間ゴミだな。
●来年、彼女と東南アジアにバックパッカー旅行の予定を立てているけど、今年はずっと貯金していて、予算も見積もって、その範囲で可能な出来るだけのことをしている。なので、こういう人々がいったい何を考えているのかわからない。
●二度と入国できないようにすべき。
●自分はバンコクに住んでいるが、こういう人々をそこら中で見る。地元の住民をかなり怒らせているよ。
娯楽旅行の意味をはき違えていると多くの批判を浴びていました。