貯金1,000万円貯まる人の特徴3選

●お金が貯まる人の貯金方法って?
年代別平均貯金額のアンケート結果が発表さ れると、つい気になって確認してしまう人も多いのではないでしょうか。自分の貯金が平均を超えていたり、自分よりも少ない人がたくさんいたりすると安心す るかもしれませんが、同じ年代でも群を抜いて貯金額が高い人というのが存在します。平均をはるかに超えて、貯金1,000万円を貯めている人には一体どん な特徴があるのでしょうか。

○先取り貯金をしている

貯金をするとき、「給料があまったら」「余裕があったら」「ボーナスが入ったら」、といった条件をつけていませんか? 貯金1,000万円という大台を貯めている人は、ほぼ間違いなく「先取り貯金」をしています。

毎 月の収入から必ず決まった金額を貯金にまわすことで、状況や感情に振り回されることなく確実に貯金することができます。冠婚葬祭やイベントなどで急な出費 が発生することもあると思いますが、臨時出費は別に用意するようにして、この貯金には手を付けないのが基本です。そのため、どんなときでも確実に確保でき る金額に設定することが重要です。まずは自分の収入の2割を目安に、給料日と同時に先取りできる積立貯金などの手続きをするところから始めましょう。

●貯めるときに気をつけていることは?
○お金を増やすための行動をしている

毎 月コツコツ貯めていても1,000万円はそう簡単に到達できる額ではありません。貯金のスピードアップに有効なのはやはり投資です。だからといって、やみ くもに株やFXに手を出せばいい訳ではありません。先取り貯金同様に毎月決まった金額を積み立て投資する、長期プランの投資を組むなど、計画的な投資が大 切です。

投資にはリスクがつきものですが、リスクとリターンのバランスを見て様々な商品を組み合わせることによって、リスクを最低限に抑え ながら着実にお金を増やす方法を探すことができます。もちろん、そのためには自分自身でも知識を増やす努力をすることが理想。初心者は、ファイナンシャル プランナーに相談しながら進めていくのもおすすめです。

○ライフプランをしっかりたてている

1,000万円を貯めている人 は、決して貯金の鬼になっているわけではなく、「何歳までにいくら」などの中間目標を設定し、適度な達成感を得ながら住宅購入や老後資金などの明確な目的 を持っています。貯金や投資をしていく上で気をつけたいのは、貯金そのものを目的にしないことです。銀行の残高ばかり気にしているようでは、急激なダイ エットのようにリバウンドし、緊張の糸が切れたときに派手に使ってしまうといった本末転倒な事態になりかねません。

「貯金1,000万円貯まる人」は、焦らず着実に、将来を見据えた行動をとっているという特徴があることが分かりました。なかなか一朝一夕では、マネできないかもしれませんが、少し意識を変えてみるだけでも、貯金1,000万円への道に近づくかもしれません。

筆者プロフィール:武田明日香(たけだ あすか)
エ フピーウーマン所属、ファイナンシャルプランナー。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく! トラベル!」「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「webR25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリ アの両面から女性が豊かな人を送るための知識を伝えている。人生の”やりたい”が”できる”に変わるお金の教養スクール開講中!

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