宮城県松島町の円通院で紅葉が見頃を迎え、ライトアップされた晩秋の景観を見ようと多くの観光客が訪れている。
境内には約200本のモミジがある。1日夜は風がなく、庭園の池の水面(みなも)に赤、黄、緑の濃淡が鏡のように映し出された。
今年は照明を増やしたほか、プロジェクションマッピングで洞窟の墓石に時計台を映すなど新しい試みも。天野晴華副住職(37)は「よりゴージャスに演出しました。紅葉がきれいなうちにぜひ、見に来てください」と話した。
ライトアップは19日までで、午後9時まで点灯。町内の瑞巌寺参道や観瀾(かんらん)亭などでも行われている。