超高齢化社会に対応 予約制乗り合い「デマンドタクシー」導入

超高齢化社会の到来を受けて新たな交通手段を確保しようと、岩沼市は13日、デマンド(予約制乗り合い)タクシーの運行を始めた。来月12日にある市民バスの運行体系改正に合わせた導入で、市内のタクシー事業者2社が運行を担う。
市民バスの運行経路や本数が見直される市東部、西部地区が対象で、利用登録が要る。前日までに予約した住民の自宅から市中心部までを1日3便往復する。運賃は片道300円で、70歳以上と小中学生は半額で乗車できる。
菊地啓夫市長は市役所前であった出発式で、「バス停まで行けない方や、車を運転しない方のための新たな足のスタートだ。市民バスの改正と合わせ使いやすくなるよう願う」と強調。運行事業者らとテープカットし、節目を祝った。

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