宮城県女川町の冬を彩る「スターダスト・ページェント2021海ぼたる」(制作委員会主催)が5日、JR女川駅前広場で始まった。来年1月5日まで。
高さ約7メートルのクリスマスツリーや漁網に取り付けた発光ダイオード(LED)約5万個の明かりがともる。白と黄に加え、夜に海で発光する海中生物のウミホタルを思わせる青が中心。今回はツリー前にフォトスポットを新設した。
点灯前には、毎年イベントの準備を手伝っている東北工大の学生がサンタクロース姿で現れ、子どもたちにお菓子を手渡した。
海ぼたるは町民有志が1998年に始め、今年で24回目。町内の商店に運営費の募金箱を設置し、寄付を募っている。制作委員会の代表世話人で町職員の中嶋憲治さん(59)は「募金のおかげで震災後も続けてこられた。撮影スポットを使って楽しんでほしい」と話した。
点灯は午後4時半~10時半。31日は翌1月1日の日の出まで。
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