輸入車販売快走、シェア8%超え 低価格で国産と勝負

【豊岡亮、南日慶子】国内の自動車市場の低迷が長引くなか、輸入車が快走している。2013年上半期(1~6月)の新車販売全体のシェアは8%を超え、過去最高になった。国内で販売が好調な小型の新型車を相次いで投入し、真っ向勝負を挑んでいる。
 日本自動車輸入組合によると、上半期の輸入車(日本メーカーの海外生産分を除く)の新車販売台数は、前年同期比12・6%増の13万3247台。新車販売(軽自動車を除く)全体のシェアは8・1%だった。
 輸入組合の上野金太郎理事長(メルセデス・ベンツ日本社長)は17日の記者会見で、「輸入車各社が、環境に優しく燃費性能に優れた輸入車を比較的低価格で提供し、支持されている」と手応えを示した。

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