辞めろ!基地外!!仙台駅西口「青葉通広場化」9、10月に社会実験 市、にぎわい効果検証

仙台市は9月23日~10月10日の18日間、JR仙台駅西口(青葉区)の青葉通を広場化する構想の実現を目指し、一部車線を歩道にする社会実験を実施する。車線規制の影響や滞在時間の増減を調べ、歩道化によるにぎわい創出の効果を検証する。

 駅前通交差点-愛宕上杉通交差点間の約150メートルで取り組む。歩道化に伴う交通規制はイラストの通り。路線バスとタクシーのみ進入可能で、一般車両は通れない。区間内のタクシー乗り場も休止する。

 片側4車線のうち、旧さくら野百貨店仙台店に面する北側は1車線、商業施設「EDEN(エデン)」が面する南側は3車線を規制する。南側のバス停留所は北側などに移す。

 広場化する南側車線は現在の歩道部分と一体化し、沿道の飲食店などと連携した試みを模索。芝生広場の設置やテーブル、ベンチの配置を検討、学生が企画するイベントの開催、子どもの遊び場といった空間づくりの可能性も探る。

 都心部の回遊性向上を見据え、南側の一部に有料貸自転車事業「DATE BIKE(ダテバイク)」の専用駐輪場も開設する。

 社会実験は「東北の玄関口」の魅力を高めようと、官民が連携してエリアの活用法を考える取り組みの一環。市は2022年度中に結果をまとめ、23年度に策定する将来ビジョンに生かす。

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