家の中で、特に運気を左右する場所と言われているトイレ。より幸運を呼び込むためには、どのように利用して、何を置けばいいのか…。
著書に『親子の法則人生の悩みが消える「親捨て」のススメ』があるYouTubeでも人気の三凛さとしさんに、トイレに置くと運気がアップするアレコレを教えてもらいました。
◆トイレを綺麗にするだけで運気アップ!
「お手洗いは常に整えていないと、邪気、衰気、殺気と運気を下げる気が溜まってしまいます」(コメントは三凛さん、以下同じ)
日頃神社やお寺など、どれだけパワースポットを巡っていても、毎日身を置いている家が整っていないと、帰宅したときに運気が落ちてしまうと語る三凛さん。特にトイレは健康運と金運に直接影響が出る場所とされているそうで、家をパワースポット化するにはかかせない場所。ないがしろにして、運気が下がってしまうのは嫌ですよね!
「お手洗いを居心地のいい綺麗な場所にすると、結果家全体の運気が上がるので、トイレって本当に重要な場所なんです。基本中の基本として、はじめはトイレになにかプラスになることをやるよりも、マイナスを取り除くことに意識を傾けて下さい。トイレに置くと効果があるものでも、汚れたトイレに置いてしまったら意味がありません。まずはピカピカ状態を保ってください」
◆水の流れとお金の流れは連動している
そもそも、なぜトイレが開運に大切な場所だと言われているのでしょうか!?
「理由は諸説あるのですが、トイレは水のエネルギーが強い場所です。水の流れとお金の流れは連動していると言われていて、水の流れが綺麗だとお金の流れも綺麗になるという説が一般的だと思います。また、トイレを大切にするということは、水を大切にすることでもあります。
そしてトイレを綺麗に保つということは、水にリスペクトを表すということだとも思っています。水をリスペクトするということは、命、生命全体をリスペクトすること。水、動物、植物、地球…ほとんどが水でできていますよね」
◆トイレは邪気が溜まる場所
ではなぜ、トイレには邪気が溜まりやすいのでしょうか。
「トイレは排出行為をするところです。排泄というのは厄落としという意味もあります。体の中からいらないものを出すことで体自体は浄化されますけど、その邪気はトイレに置いていかれてしまう。だから、邪気を取り除くことが大切なんです。これらを意識してトイレ掃除をすると、掃除のモチベーションにもつながるのでは?」
◆トイレに絶対に置いてはいけないもの
まずは、毎日トイレをピカピカに掃除して、邪気を取り除くことが運気アップへの近道。一方で、より邪気が溜まりやすくなる「トイレで絶対にやってはいけない行為」もあるそうで…。
「トイレにカレンダーや絵を飾るのはやめたほうがいいです。また、本棚を置いてトイレの中で本や新聞を読む行為も今すぐにやめたほうがいい。紙は湿気を吸収しやすいので、紙自体に邪気が溜まりやすいと言われています。ただでさえ邪気が溜まりやすい場所に、さらに邪気が溜まりやすいものを置いていたらどんどん運気が下がってしまいます。
そもそもトイレって排泄行為で厄を落とす場所。そんな場所で本屋スマホなどでのインプットのための行動は、あまり好ましくない。排泄に集中してください」
トイレに本や雑誌を無意識に置いている家庭、意外と多いのでは…!? トイレの壁をカレンダーやポスターで彩る行為も、実は邪気を溜め込む一助になっていたとは驚きです。
◆トイレに置くだけで運気が上がる物 では逆に「トイレに置いたほうがいいもの」はなんでしょうか?
「観葉植物は空気を浄化してくれる作用があるのでオススメです。空間の気を物理的にも運気的にも浄化してくれます。
風水には火、水、木、金、土の五行という考え方がありまして、その五行のバランスを整えると運気が上昇すると言われています。トイレは水を使う場所なので、まず水のエネルギーがあります。そして、便器の素材が白い陶器なので金のエネルギー。
ということは、火、木、土の気を加えることで五行が整います。そこで、観葉植物の生木を飾ると、木と土が加わりバランスがよくなります。ただし同じ植物でも生花だと花瓶や水がさらに必要になってくるので、バランスが崩れてしまいます」
◆水晶を置いて空気を浄化
トイレの掃除道具を観葉植物で目隠しするのもオススメとのこと。運気アップを狙いながら、おしゃれな空間を演出できますね。
「他には、水晶を置くのもオススメです。水晶は置かれた場所のエネルギーを浄化して、いい気に変換させて空気の中の気を循環させてくれるのです。また、天然ハーブのホワイトセージを焚くと、その煙で空気が浄化されます。ホワイトセージがなければお香でもいいですし、トイレだけではなく家のいろんな場所で焚けば、家中の邪気を浄化してくれる効果があります」
◆蓋は閉めて、スリッパは履くべし!
さらに、便座の蓋は開けておくより閉めたほうがいいとのこと。開いていると便器の中の水が蒸発して、その蒸発した邪気がトイレ空間に留まることに…。衛生的にも気になりますよね。では、家庭のトイレでスリッパは履いたほうがいいのでしょうか?
「履いたほうがいいです。スリッパはトイレとトイレではない部屋をわける境界線の役割があります。また、邪気は常に下の方に溜まっていくので、トイレに溜まった邪気を直接足で踏むよりは、スリッパ越しのほうがいいでしょうね」
◆換気扇は常に回しておく
最後に。トイレも家も、運気を上げるキーポイントは「風通し」だそうです。
「運気を上げる心地の良い気を『旺気』、運気を下げる邪気を『殺気』と呼びます。どちらも玄関から入ってくるのですが、ある程度時間が経つと生命力が衰えてしまって、衰気という衰退した古い気に変わっていきます。衰気は風通しをよくすれば出ていって、代わりに新たな旺気を呼び込んでくれます。だから、『家の気は風通し次第』なんです。トイレも、窓があれば換気をして、換気扇は常に回すなど、風通しをよくして、常に綺麗な状態を保って下さい」
トイレ掃除は、今すぐできる開運アップ。お金もかからず、清潔感が保てて気分も上がりますよね。そして、トイレ内に本棚がある方はいますぐ撤去しましょう!
<三凛さとし 文/女子SPA!編集部>