【イスタンブール共同】元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告をトルコ経由でレバノンに逃亡させたとして、トルコで起訴されたジェット機運航会社の元幹部ら7人に対する判決公判が24日、イスタンブールの裁判所で開かれた。裁判所は元幹部ら3人にいずれも禁錮4年2月の実刑判決を言い渡し、残る4人は無罪や公訴棄却とした。
公判で明らかになったゴーン被告逃亡に関する新情報は乏しく、詳しい経緯解明には至っていない。トルコ検察はレバノンから逃亡計画を指示した人物がいるとみて捜査。米国では逃亡を手助けしたとして米国人親子2人が拘束され、日本への身柄引き渡し手続きが続いている。