宮城県東松島市の三陸沿岸道上り線矢本パーキングエリア(PA)隣接地に整備中の道の駅「東松島」が11月27日に開業することが9月4日、分かった。道の駅としては市内初となり、年間100万人の利用を目指す。
矢本PAの隣接地約1万4680平方メートルに整備。1階に農産加工施設と物販ブース、2階に飲食ブース、展望デッキなどを設けた鉄骨2階の飲食物販棟1棟、トイレを備えた観光案内施設、コンビニの平屋各1棟を建設する。
南側に137台分の駐車場を整備。矢本PAを含めると最大315台分を確保でき、災害時の一時避難場所としての活用も見込む。
総事業費は約20億円で、一部に国の補助金を充てる。当日は開業を祝うセレモニーを行う予定。道の駅登録は県内19カ所目。開業に先立つ10月21日、国から市への道の駅登録証伝達式が行われる。