全国「道の駅」連絡会(東京)は5日、東北の4大学と学生のインターンシップ(就業体験)に関する連携協定を締結した。各地の道の駅で商品開発などに参加してもらい、地域活性化につなげる。
協定を結んだのは青森中央学院大、青森大、岩手県立大、東北芸術工科大。就業体験は夏休み期間中に約2週間を予定し、商品開発やイベント運営、農作業を体験する。実施する道の駅や参加人数など詳細は今後協議する。
締結式が仙台市内であり、連絡会長の本田敏秋遠野市長が「道の駅は今や地域経済に不可欠の存在。若者の知恵を生かしたい」とあいさつ。青森中央学院大の花田勝美学長は「留学生も参加し、地域文化を学んでほしい」と話した。
連絡会が大学と協定を締結したのは、ことし2月の宮崎大に続き2例目。