道の駅全国モデル「遠野風の丘」など6ヵ所

国土交通省は30日、東日本大震災で後方支援拠点となった遠野市の「遠野風の丘」など6県6カ所の道の駅を、地域活性化に 大きな役割を果たす「全国モデル」に初めて選定した。成功例としてお墨付きを与え、他の地域の参考にしてもらう。また、ユニークな地域おこしの企画を重点 支援する「あ・ら・伊達な道の駅」(大崎市)など全国の35カ所と候補49カ所を選んだ。今後も選定施設を増やす方針。
全国モデルはこのほか、「川場田園プラザ」(群馬県川場村)「もてぎ」(栃木県茂木町)「とみうら」(千葉県南房総市)「萩しーまーと」(山口県萩市)「内子フレッシュパークからり」(愛媛県内子町)。地方整備局などの推薦施設から、有識者が審査した。
重点支援対象や候補は観光振興や体験学習、防災拠点整備といった将来ビジョンを自治体から募り、有望なアイデアを持っている施設を選んだ。新年度から、専門家によるアドバイスや活用可能な各省庁の交付金の紹介などを通じて、実現を強力にサポートする。
道の駅は1993年の制度スタートから20年以上が経過し、1000カ所を超えた。国交省は安倍政権が掲げる地方創生に向けた拠点施設と位置付け、各地の取り組みをさらに広げるため選定事業を始めることにした。
「あ・ら・伊達な道の駅」以外の東北の重点と、候補は次の通り。

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