道交法の改正で電動キックボードの位置づけが変化　取り締まる警察官が体験研修

道路交通法の改正で７月１日から電動キックボードの位置付けが変わることから取り締まりを行う警察官が電動キックボードの体験研修を行いました。 この体験研修会は、群馬県内で初めて開催され警察本部と１６の警察署などからおよそ３０人が参加しました。 ７月１日から道路交通法が改正され、最高時速２０キロメートル以下といった一定の条件を満たしたものは、特定小型原動機付自転車という新たな区分が設けられ自転車と同じような扱いになります。 １６歳以上を対象に免許なしで車道や自転車専用レーンでの走行が認められ、ヘルメットの着用は努力義務とされています。新たな交通手段として普及が見込まれていて事故の増加も懸念されています。 研修会は、交通指導や取り締まりを行う警察官に体験を通して電動キックボードの特性や交通ルールを理解してもらおうと開かれました。参加者は、基本的な操作方法や正しい乗り方を学んでいました。