警報機が鳴っている踏切を自転車で渡ったとして県警第2交通機動隊は26日、岡崎市の高校1年の少女(15)を道路交通法違反(遮断踏切立ち入り)の疑いで検挙した。27日に名古屋地検に書類送検する。同機動隊によると、同種事案の検挙は今年に入って6件あったという。
調べでは少女は同日午後5時15分ごろ、岡崎市矢作町の名古屋鉄道名古屋本線の踏切で、警報機が鳴っているにもかかわらず手前で自転車で停止せず、遮断機が下りる前に踏切に入った疑い。パトロール中の隊員が目撃し、交通切符(赤切符)を交付した。
少女は「友人と待ち合わせで急いでいた。ごめんなさい」と謝っているという。道交法では警報機が鳴っている踏切に入った場合、3カ月以下の懲役か5万円以下の罰金を定めている。【桜井平】
4月27日朝刊
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