環境保護団体グリーンピースが、大手スーパー5社の東北から関東にかけての15店舗で10月以降に購入した魚介類や加工品計75点の放射性物質を調べた結果、27点から微量の放射性セシウムが検出されたことが16日、同団体への取材で分かった。福島県いわき市のスーパーで購入した国産サバの水煮の缶詰から、同4・6ベクレルが検出された。
グリーンピースの店頭調査は2回目。横浜市のスーパーで買った道産マダラの1キログラム当たり47・3ベクレルが最高で、いずれの商品も国の暫定基準値(同500ベクレル)は下回った。