道端カレンさん、１６０キロ挑戦　ツール・ド・東北２０１３

３日に宮城県石巻市、女川町、南三陸町で開催される「ツール・ド・東北２０１３ｉｎ宮城・三陸」（河北新報社、ヤフー主催、宮城県など共催）に向け、大会の応援団となるタレントやスポーツ選手、企業経営者らアンバサダー（大使）４７人の参加状況が固まった。３６人が出走し、一般参加者約１５００人と完走を目指す。
　ショートコース（６０キロ）を走るのは５人。元Ｊリーグ選手でスポーツジャーナリストの中西哲生さん、パラリンピック陸上選手の佐藤真海さん（気仙沼市出身）、俳優の阿部力さんらが出る。
　元プロ野球選手の古田敦也さんもエントリーしているが、プロ野球日本シリーズが第７戦に突入した場合は、野球解説の仕事と重なるため不参加となる。
　ミドルコース（１００キロ）は７人。ツール・ド・フランスを日本人で初めて完走した自転車プロロードレーサー別府史之さんや、俳優の鶴見辰吾さんらが参加する。
　ロングコース（１６０キロ）は最多の２４人。陸上世界選手権男子４００メートル障害で２度銅メダルを獲得した為末大さん、モデルの道端カレンさんらが最難関のコースに挑む。
　残るアンバサダー１１人のうちモデルの長谷川理恵さんら５人はイベントなどに顔を出す。
　大会は東日本大震災の被災地を自転車で巡る初のイベント。午前６時半から９時ごろにかけ、発着点の石巻専修大（石巻市）をロング、ミドル、ショートの順にスタートし、午後４時半までにゴールする。順位を競わないファンライドのため、コースとなる一般道の交通規制は実施しない。