高値での転売が問題となっている東京オリンピックの選手村跡地の分譲マンションについて、1つの名義で2戸までしか申し込めない、新たな制限が設けられることになった。
東京・中央区にある選手村跡地の分譲マンション「晴海フラッグ」は、これまで販売された17棟の最高倍率が266倍で、購入価格より3,000万円以上の高値で転売するケースが複数確認されている。
転売目的の投資家や、不動産会社などが複数の部屋に応募していて、6月から販売が始まる地上50階建ての2棟のタワーマンションについては、1つの名義で2戸までとする新たな制限が設けられた。