郵便局窓口に「昼休み」導入へ 来春から1時間、1千局超で順次

日本郵便が来春から、一部の郵便局の窓口で「昼休み」を本格的に導入する方針を固めた。来客数の縮小にあわせ、より少ない人員で窓口を切り盛りしやすくする狙い。小規模局を中心に1千局以上が対象となる見込みだ。 【図表】民営化で日本郵政グループの変わったこと一覧 ゆうパック数に貯金の残高も大きく変化  内部資料などによると、昼休みは午前11時~午後2時の間で1時間、局長らの希望をもとに窓口を閉める。各支社で対象局を精査しており、近く最終判断する。顧客や住民には1カ月間の周知期間をつくり、来年3月から順次拡大していく計画だ。  局長と局員の2人だけの局などで休憩を取りやすくし、職場環境の改善やコストの削減につなげる狙いもある。来客が少ない地方が中心だが、都市部の一部でも実験的に始める。いちど始めた昼休みをやめたり時間を変えたりするなど、スタート後も柔軟に見直すとしている。

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