都の性描写規制条例「白紙」へ 民主党が否決方針

 子どもを性行為の対象にした漫画やアニメを規制する東京都青少年健全育成条例の改正案は、1日開会した6月都議会で審議され「白紙」に戻される見通しとなった。最大会派の民主党が、都が撤回しない限り否決する方針を打ち出したためで、「表現の自由」と「子どもの保護」をめぐる論争は今秋以降に仕切り直しとなりそうだ。石原慎太郎知事は同日、文言を修正して再提出する意向を早くも示した。

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