1960年創業の山形県酒田市の老舗ラーメン店「ワンタンメンの満月」は11日、仙台市青葉区国分町3丁目に仙台定禅寺店をオープンする。県外出店は初めて。人気のワンタンメンが、仙台のラーメン通をうならせそうだ。
店舗は定禅寺通沿いの東京エレクトロンホール宮城のそばに構え、面積は約40平方メートル。カウンター14席を設ける。
休日に宮城県内から酒田市の本店を訪れるラーメン愛好者が多いことから、仙台市内でも需要があると判断した。
看板メニューはワンタンメン(780円)。トビウオの焼き干しなどからだしを取ったスープが、極薄の皮が特徴のワンタンと自家製のちぢれ麺を生かす。
斎藤章子取締役は「ラーメンをきっかけに酒田に興味を持ち、足を運ぶ人が増えることを期待したい」と話した。
営業時間は午前11時~午後2時半、午後5時~午前1時。日曜定休。連絡先は022(217)7703。