野村不動産 関西でタワーマンション 2年で5棟を建設

野村不動産は4日、関西地区で平成24年までの約2年間に20階建て以上の超高層マンション(タワーマンション)5棟を建設し、順次供給すると発表した。関西はタワーマンションの激戦区だが、今年に入って地価下落に歯止めがかかり「まとまった広さの土地取引が活発になってきた」(同社)として開発を本格化する。25年以降も年1~2棟のペースでタワーマンションを建設する方針だ。
 自社単独では関西初となるタワーマンション「プラウドタワー神戸 県庁前」(神戸市中央区、28階建て)を、12月中旬に販売開始する。兵庫県公館に隣接しており、オール電化対応。最上階には神戸港が一望できる入居者専用ラウンジも設ける。3~4LDKが主で、中心価格帯は6千万~7千万円台。上層階は1億円以上の物件もある。
 このほか、神戸市東灘区(29階建て)▽大阪市阿倍野区(25階建て)▽大阪市福島区(36階建て)▽滋賀県大津市(29階建て)の計5棟を建設し、総販売戸数は557戸とする計画だ。

タイトルとURLをコピーしました