FacebookやInstagram、TwitterなどのSNS上でフォロアーの数が多ければ多いほど、「自分にはこんなにたくさんの友だちがいる」と安心してしまう人は多くいます。
それと同時に、「いつも友人に囲まれて一緒に行動してないと置いてきぼりにされてしまう……」と不安に感じながら、無理に人付き合いを続けている20代の女性も少なくないはず。
でも実は、年齢を重ねるにつれて、付き合う友だちの数が少ないほうがハッピーな人生を送れるんです。
本当の友達は?と聞かれれば……
SNS上で活発に友人、知人との写真をアップしていても、その中の一体何人が、自分が困った時に助けてくれる「信頼できる本当の友だち」と断言することができるでしょうか。
多くの人が「友だちの数が多ければ多いほど、自分は人気者で価値のある人間だ」と思ってしまいがちですが、実際はうわべだけの付き合いで終わってしまっているパターンも多いのです。
子ども時代とは違い、「友達100人できるかな」が通用しない大人の社会では、気の合う人、合わない人がいて当然。無理に自分の気が進まない人と付き合いを続ける必要はないのです。
科学的にも証明済み!
アメリカジャーナルが発表した研究によると、人間は年齢を重ねていくごとにより狭い範囲内での人間関係(友人関係)の中で生きたほうが、孤独、憂鬱、失望といったネガティブな感情を抱く割合が低下していくと言われています。
大人になるに連れて、大勢でワイワイ過ごす友人関係よりも、もっと深い話が出来る「量より質」を重視する友人関係にシフトしていくのが、人生をハッピーに過ごす秘訣だそう。
今のうちから実践したい、人付き合いのデトックス
本来「人付き合い」とは、ポジティブなものです。
その人と一緒に時間を過ごすことで、自分自身が成長でき、ハッピーな気持ちになれるのが理想の人付き合いの形。
より充実した人生を過ごすためにも、20代のうちから「本当に必要な付き合い」を見極める目を養っていきましょう。
「せっかく誘ってもらったのに、断るのは申し訳ない」と感じても、気が進まないのであれば無理に自分を奮い立たせて参加する必要はありません。「断る勇気」を持ちましょう。
また、ひとりになるのが不安だからといって、何でかんでも誘いをOKするのも考えもの。
大人の女性として、ひとり時間を楽しむ余裕も大切です。
友だちはもちろん生きていく上で、誰にとっても欠かせない存在。
でも、自分自身が疲れてしまう人付き合いなら、考える必要があるのではないでしょうか。数は少なくても、「良質の友だち」関係を大切にしていきたいと、私は思います。
[INDEPENDENT,SCIENCE OF US, The telegrah, COSMOPOLITAN]
image via GIRLY DROP