量産化にも前向き!? 富山県の女性下着製造メーカーが「本気出してみた」マスクが話題に

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、品薄状態が続いているマスク。富山県氷見市の女性下着製造メーカーあつみファションでは、2020年3月19日より通常業務後の17時から2時間、一日に約200枚マスクの生産をしています。

あつみファッション営業部長の日名田城宏氏によると、生産しているマスクは「使用している不織布の素材は通常のマスクとは異なる、ブラジャーに使用されている素材ですので、ブラジャー同様洗濯が可能です」といい、洗って使い回すことができます。既に多数の問い合わせがあり、「医療・介護・教育関係を優先しながら、納品を進めております」といいます。

そんなあつみファッションがTwitterで「ブラジャー屋が本気出してみた」としてレースをあしらったマスクを公開。約52000のRTと228000以上の「いいね」を集めて話題になっています。

「ブラジャー過ぎる」「勝負マスク」「エレガントでいい」といった声から「男性が着けるにはちょっと……」という反応まで寄せられていたこのマスク。マスクを作る取り組みを取材したニュースをアルピニストの野口健氏がRTしていたことできっかけで開始したというTwitterで、ここまで大きな反響があったことについて、日名田氏は「正直ここまで広がるとは思ってもいませんでしたので、RTと“いいね”が増えていく度に、怖かったです(笑)」としつつも、「レースマスクについてはネタとしての投稿でしたが、多くの方に弊社の取り組みや、社会貢献への想いを知って頂けたことは、非常に良かったと思います」と述べています。

現在既に発売しているマスクは、「できれば、弊社通販サイトでの一本化にしたいと思います」(日名田氏)といい、レースマスクについても「量産化に向けてデザインや資材ソースについて検討し、前向きに進める予定」とのこと。デザイン性の高いマスクが欲しいという人は、続報に期待したいところです。

あつみファッション

http://www.atsumi-f.co.jp/ [リンク]

※画像はTwitterより

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