長周期地震動、情報発信へ=高層ビル中心、来年度末から―気象庁

 震源地から遠く離れた高層ビルにも影響を与える長い周期の地震の揺れ(長周期地震動)について、気象庁は27日、建築や地震の専門家を交えた検討会を開き、通常の地震情報と同時に簡素な表現で情報を発信することを盛り込んだ最終案を議論する。
 気象庁は「高層ビルで大きく揺れる恐れ」「家具の転倒の可能性」などの表現で発信する方針を固めており、2012年度も具体的な発表方法を議論する。実際の観測情報は12年度末から発表し、13年度以降には予報の発表も目指す。 

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