開運招福の願い、ぎゅっと 岩沼・竹駒神社に大絵馬

宮城県岩沼市の竹駒神社は7日、来年のえとのうしを描いた大絵馬を境内の随身門に掲げた。正月の縁起物作りも最盛期を迎え、新年に向けた準備が進んでいる。
 「開運招福」の願いを込めた大絵馬は2枚で、それぞれ縦1.8メートル、横3メートル、重さ80キロ。おはらいの後、神職や神社職員ら6人が随身門の両脇に取り付けた。
 社務所では、神職とみこの4人が縁起物の鏑矢(かぶらや)作りに当たった。木製の矢に鈴と絵馬、短冊、吹き流しを付け、1本ずつ丁寧に仕上げた。3種類計1万5000本を用意する。
 鏑矢作りを担うみこの大津彩楓(さやか)さん(18)は「新型コロナウイルス感染症が収束し、健康でより良い一年となってほしい」と話した。

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