リクルートが運営する不動産・住宅サイト「SUUMO(スーモ)」は3月14日、関東と関西の「住んでみて良かった街ランキング」を発表した。その結果、関東では「横浜」、関西では「高槻」が1位に選ばれている。
このランキングは関東と関西に住む20歳から59歳の男女、約3,300人を対象にアンケートを行い、結果をまとめたもの。関東・関西のランキングはそれぞれ次のようになった。
◎住んでみて良かった街ランキング 関東版(※カッコ内は昨年順位)
1位 横浜(2位)
2位 吉祥寺(1位)
3位 中野(5位)
4位 町田(13位)
5位 三鷹(4位)
6位 荻窪(7位)
7位 国立(7位)
8位 府中(9位)
9位 調布(28位)
10位 阿佐ヶ谷(62位)
10位 練馬(99位)
12位 茅ヶ崎(43位)
13位 高円寺(9位)
13位 つくば(95位)
15位 川越(75位)
関東版では、上位10位中、実に6つが中央線沿線の街に。中央線沿線には大学が点在しているため学生時代に過ごした人も多く、一度ほかの沿線に移り住んでも、学生時代に味わった楽しい思い出と街の懐の深さが忘れられずに出戻る、というパターンも目立つようだ。また、吉祥寺なら井の頭公園&ハモニカ横丁、横浜ならみなとみらい&野毛など、上位の街には利便性だけでなく、コントラストを感じる多様な街の魅力があるのも特徴となっている。
◎住んでみて良かった街ランキング 関西版(※カッコ内は昨年順位)
1位 高槻(1位)
2位 豊中(2位)
3位 芦屋(13位)
4位 石橋(51位)
5位 姫路(7位)
6位 京都(5位)
6位 西宮北口(6位)
6位 伊丹(7位)
9位 垂水(17位)
10位 御影(58位)
関西版では、交通の便の良い街が上位に来る傾向。すべての世代で1位だった「高槻」は大阪へも京都へも15分弱という近さ、2位の「豊中」は梅田へ11分、3位の「芦屋」は大阪へも三ノ宮へも十数分と、いずれも交通至便だ。また、駅周辺には商業施設が充実し、買い物に便利なことも共通点。利便性に加え、緑豊かで住宅地として成熟していることも重要な要因になっている。
皆さんにとっての「住んでみて良かった街」はどこの街?