関西エアポートが25日発表した8月の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年同月比4%増の288万人で、8月として過去最高を更新した。日韓関係悪化で韓国人客が減ったが、中国人客の利用増が補ったとみられる。
関西エアポートは旅客の国籍別内訳を公表していないが、広報担当者によると韓国人客の減少は7月は限定的だったものの8月に入り加速した。ただ、中国やフィリピンの路線で新規就航があり旅客全体としては伸びた。
国際線の旅客数は5%増の222万人。このうち外国人旅客数は5%増の138万人で、いずれも8月として過去最高だった。