関電が仙台港に石炭火力新設へ 首都圏で販売強化

関西電力が、宮城県の仙台港に石炭火力発電所を新設する方針であることが25日、分かった。2016年をめどとする電力小売りの全面自由化を見据え、従来の供給区域外への進出を本格化させる。主に市場規模が大きい首都圏での販売強化を狙う。
 ことし4月から首都圏で企業向けに電力販売を手掛けている子会社「関電エネルギーソリューション」(大阪市)が、伊藤忠商事の子会社と共同で建設する。新発電所の出力は11万2千キロワットで17年にも発電を始める。

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