防災減災テーマの川柳、入賞に15作品 宮城・気仙沼の吉田さん、守屋さんら最優秀賞

気仙沼・東日本大震災伝承館で2025年1月末まで展示

 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は、防災減災や震災伝承をテーマにした「未来につながる川柳コンテスト」で入賞した計15作品を発表した。

 7月24日から8月31日まで作品を募り、全国の425人から660点が寄せられた。一般、高校、中学、小学の4部門ごとに最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞を選んだ。

 各部門の最優秀賞には、一般が<過去を聞く耳をすませば明日に効く>(新潟県・オム列)、高校は<非常食期限切れ見て知る平和>(兵庫県・灘高1年・中ノ瀬蓮人さん)、中学は<あの時の記憶は無いけど学び知る>(気仙沼市階上中1年・吉田歩友(あゆ)さん)、小学は<いもうととじしんごっこでくんれん中>(同市階上小2年・守屋俐玖(りく)さん)が選ばれた。

 館内では来年1月末まで入賞作品を展示するほか、伝承館のホームページでも公開している。

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