阿部哲子アナもW不倫発覚、死後の「スマホ時限爆弾」の恐怖

女子アナの不倫報道も珍しくなくなったが、まさかこんな形で発覚するとは……。『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)、『バラいろダンディ』、『田村淳の訊きたい放題』(ともにTOKYO MX系)などで活躍していた元日本テレビの阿部哲子アナ(39)が、9月いっぱいですべてのレギュラー番組を降板。その背景にW不倫騒動があったことを『女性セブン』(10月25日号)が報じた。

記事によると、阿部アナは大手IT企業の役員を務めたA氏と2015年から不倫関係になったという。A氏は闘病の末、50代で亡くなったが、妻が遺品整理をしている際に阿部アナとのメールのやりとりなどを目にしたことで関係が発覚。A氏の妻はテレビ局に“抗議”の手紙を書くことになったという。

同誌の取材に、A氏の妻は〈私が苦しんだように苦しむべきだし、懺悔すべきだと思いました〉と答え、阿部アナはA氏との関係を認めたうえで〈夫婦関係は冷え切っているとの説明を受け“時期が来たら結婚をしてほしい”との言葉をいただき、交際することを了解しました〉と語っている。阿部アナは2017年5月に夫と離婚している。

阿部の事務所関係者は「テレビ局や番組関係者への“抗議文手紙”で体調不良に陥り、現在、仕事は一切しておりません。テレビへの復帰時期は全くの白紙です」という。亡くなった人との「不倫」が発覚し、問題になる……。このケースは、決して他人事ではないという。

「パソコンやスマホ内のデータといった“デジタル遺品”にまつわるトラブルは急増しています。なかには不倫が発覚することもあります」

そう話すのは、日本デジタル終活協会・代表理事を務める伊勢田篤史弁護士だ。

「遺族が遺影探しや財産調査などのためパソコンやスマホの中身を確認したいという要望が高まっています。パスワードでロックされていて開けられない場合には、内容を確認するために業者に依頼することもあります。そこは仕事関連のデータや投資内容のみならずメール、LINE、画像まで、あらゆる情報が詰まっている“禁断の箱”となっています」

その結果、故人の不倫が発覚した場合はどうなるのか。伊勢田弁護士が続ける。

「性的関係がわかるメールの文面や写真など第三者が見てもわかる証拠があれば、故人の配偶者は不倫相手に損害賠償請求できる可能性があります。ちなみに、過去の不倫であっても、その事実や相手を知ってから3年以内であれば請求が可能です」

スマホに残した“時限爆弾”が、自分の死後に爆発するかもしれないと思うと、あの世でも安心して休めない。

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