降雪で通行止め 蔵王エコーラインの一部と蔵王ハイライン

 宮城県蔵王町の蔵王エコーラインの一部区間と蔵王ハイラインが3日、降雪のため、通行止めとなった。仙台管区気象台によると、蔵王連峰は「雲が多く観測できない」として、記録上の「初冠雪」にはならない。
 宮城交通などによると、蔵王連峰の刈田岳(蔵王町、1758メートル)山頂は3日午前11時の時点で氷点下3度で、みぞれが降っていたという。山頂に通じる蔵王ハイラインは3日午後2時半に通行止めとなった。
 県大河原土木事務所によると、蔵王エコーラインは澄川スキー場入り口から山形県境までの全長8.9キロの区間について、3日午後4時半に通行止めとなった。通行規制を解除するかどうかは4日早朝に判断する。
 仙台管区気象台によると、蔵王連峰の初冠雪は観測を始めた1940年以降、93年の10月5日が最も早いという。

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