集団移転「仙台港背後地」申し込み 仙台市、20日開始

 仙台市は20日、津波被災地で進める防災集団移転促進事業で、宮城野区の仙台港背後地住宅地区の宅地申し込みの受け付けを始める。市が計画する移転先13カ所のうち、宅地申し込みを受け付けるのは2カ所目。
 地区内に点在する25区画を譲渡、または貸し出す。敷地面積は約60坪(200平方メートル)が12区画、約70坪(230平方メートル)が13区画。譲渡価格は1坪当たり約26万~約30万円が中心で、1区画の平均価格は約1900万円となる。希望者は2月5日までに、同区の出花体育館の現地事務所か、市役所4階の市移転推進課に必要書類を持参、または郵送する。市役所は平日のみ対応する。
 同地区には9日現在、約50世帯が移転を希望している。同じ区画に複数の申し込みがあった場合、2月24日に公開抽選を行う。

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