雪かきのスピード競う 七ヶ宿で初の選手権

宮城県内有数の豪雪地帯である七ケ宿町の冬の日課を競技として楽しむ「七ケ宿雪かき選手権」が3日、同町湯原地区の移住・定住支援拠点「七ケ宿くらし研究所」で初めて開かれた。
町内や仙台市、大河原町などから3人一組の5チームが出場。80センチほど積もった雪を幅10メートルで、男女混成チームは1メートル先、男性だけのチームは1.2メートル先までをいかに短い時間で除雪するかを競った。
ほとんどの参加者は慣れないスコップでの雪かき作業に四苦八苦。雪の重さと疲れで足元をふらつかせながらも、力を合わせて後方に積み上げていった。
町内と仙台市の男性によるチームが7分43秒56で優勝。「七ケ宿源流米」30キロなどが贈られた。
サッカーJ1のベガルタ仙台クラブコーディネーターの平瀬智行さん(40)も元チームメートらと参加。「雪が硬くて思った以上にきつかった。豪雪地帯ならではの楽しいイベントで、また出場したい」と笑顔を見せた。

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