電気料金、90〜138円値上げ=再生エネ買い取り開始―8月分

電力会社10社は28日、8月の電気料金を標準家庭で90〜138円値上げすると発表した。液化天然ガス(LNG)など火力発電向け燃料価格の上昇分の転嫁に加え、7月1日に始まる太陽光や風力など再生可能エネルギー発電の全量買い取り制度による「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の加算を開始するため、大幅な値上げとなる。
 値上げの内訳は、再生エネ賦課金の影響が57〜66円、燃料費上昇分が24〜75円。会社別の電気料金は、東京電力が138円高の7201円、沖縄電力が120円高の8070円、中部電力が114円高の7247円など。全社値上げは3カ月連続。 

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