NTT東日本とNTT西日本は18日、五十音順の電話帳「ハローページ」の発行を2021年10月以降、順次終了すると発表した。携帯電話の普及や個人情報保護への意識の高まりから部数が大幅に減少していた。職業別の「タウンページ」は発行を続ける。
ハローページは個人名編と企業名編の2種類ある。20年度の部数は計120万部で、ピーク時の6500万部(05年度)から大幅に落ち込んでいた。
承諾を得て、氏名や電話番号、住所を掲載する個人名編の掲載件数もピークの2600万件(1990年度)から1100万件(20年度)まで減った。21年10月以降発行冊子を最終版とする。