震災で「仕事がある大切さを実感」3割【NTTデータ経営研究所】

 NTTデータ経営研究所は、「ポスト3.11 の仕事観」に関する調査を実施した。
 「職業生活全般について、現在満足しているか否か」を尋ねたところ、「非常に満足している」(3.2%)と「まあ満足している」(54.8%)を合わせ、6割弱(58.0%)が満足しているという結果となった。2010年9月調査の52.4%と比較すると、5.6ポイント上昇した。
 東日本大震災後、仕事や職場等の状況についてさまざまな項目で尋ねたところ、なんらかの気づきがあった人は全体の約6 割を占めた(59.7%)。そのうち、「仕事があることの大切さを実感した」人の割合は3割(29.9%)、次いで「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)に対する関心が高まった」が2割弱 (19.5%)を占める。
 本調査は、30人以上の従業員規模の企業に勤務する社員(社長・役員除く)を対象に、2011年9月29日~2011年10月4日に行った。有効回答数は1,021人である。

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