震災の東北から、いつしかいなくなった「有名人」

東北の気仙沼に行ってきました。心配したほど寒くなく、気温は東京より高い位でした。一関でレンタカーして、車で気仙沼へ。

地元の有名なラーメン店に入ったり、ホテルの日帰り温泉を利用したりと、気の置けないメンバーと小旅行を堪能しました。

2011年の東日本の震災から、もうすぐ8年になろうとしています。震災直後には、有名人や芸能人が大挙して東北に入り復興支援をしてきましたが、最近はそんな動きもすっかり収まっているようで、静かでした。

まだ、復興したとは到底思えないような被災地が、なんだか見放されたような感じが、なんだかなあという感じです。メディアで報道されることもめっきり減りました。日本人は熱しやすく冷めやすい民族のようです。

東北には、丸の内朝大学マネーコミニケーションクラスで何回も訪れていますが、実は知られていない見所がたくさんあります。また、人間的な魅力に溢れた素敵な人たちもにも沢山出会いました。

そんな素敵な場所なのに、商売っ気の無い人が多く、せっかくのすばらしい観光資源が上手に活用されていないと思います。勿体ないなぁと、いつも感じます。

今回はお世話になっている気仙沼のつなかんさんに、お邪魔しました。女将の一代さんは、震災で大きな被害を受けた上に、2年前に大切な家族が大きな事故に遭遇。精神的に大きなショックを受けた中から、今も明るく懸命に生きています。前回お会いした時と比べて、たくましいエネルギーを感じ、何だか少しホッとしました。

一緒に堀こたつに入って、話しているだけで、元気がもらえます。生かされているだけで、本当に感謝。そんな気持ちを改めて確認することができました。

震災復興の人の流れが減った今こそ、もっと多くの人に東北の素晴らしさに気がついてもらい、沢山の人たちに訪れてほしいと思います。これからも、細く長く東北の人たちと交流を深め、人生を豊かにするヒントをもらいたいと思っています。

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