大和証券福祉財団(東京)は、東日本大震災の被災地でボランティア活動を行う東北の9団体に、活動費として総額約338万円を助成した。
震災ボランティア向けの助成はことしで4回目。1件50万円を上限に希望を募り、全国27団体を選んだ。東北では宮城が4団体で最多。岩手、福島各2団体、青森1団体だった。
仙台市青葉区の大和証券仙台支店で26日、宮城県の団体向けの贈呈式があり、田所俊弥支店長が代表者らに目録などを手渡した。
田所支店長は「震災から3年以上たつが、本格的な復興には時間がかかる。まだまだ支援活動が必要なだけに、皆さまの一層の活躍を期待している」と励ました。