震災伝承12施設を追加 協議会、英語マップ作製へ

東日本大震災の震災伝承施設の登録などに取り組む震災伝承ネットワーク協議会は9日、仙台市青葉区の仙台合同庁舎を拠点にテレビ会議を開き、募集中の「3.11伝承ロード」の震災伝承施設に、被災4県の12施設の追加を決めた。
 新たに登録されたのは八戸市の「八戸港震災復興メモリアル看板」、気仙沼市の「東日本大震災杉の下遺族会慰霊碑」、いわき市の「いわき震災伝承みらい館」など。伝承施設は計236件になった。
 新規事業として、各県ごとに英語を併記した震災伝承施設マップを作製するほか、震災10年をテーマにシンポジウムの開催を検討する方針も確認した。
 テレビ会議には構成団体の東北地方整備局、青森、岩手、宮城、福島の4県、仙台市の担当者らが参加した。

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