震災後、行楽客の「海離れ」止まらず 宮城・東松島

○…東日本大震災後の行楽客の「海水浴離れ」が止まらない。東松島市が1日発表した今夏の海水浴場来場客数によると、「野蒜(のびる)」は4333人で、12年ぶりに開設した昨年の1・6倍に増えたが、震災前2010年の10分の1にとどまった。「月浜」は7年前の5分の1だった。

 「レジャーの多様化、日焼けを嫌う人、宿泊施設の減少、理由はさまざま」。定例記者会見でこう残念がった渥美巌市長は「需要があるビーチスポーツなど今のニーズや状況を踏まえ、仕切り直す」と強調した。

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