震災1年に誓う 来月11日、仙台市が追悼式典

仙台市は、東日本大震災から1年の節目となる3月11日、犠牲者の冥福を祈るとともに復興を成し遂げることを誓うため、青葉区の仙台国際センターで追悼式典を開催する。
 仙台フィルハーモニー管弦楽団の献奏で午後2時20分に始まり、震災が発生した午後2時46分に黙とうをささげる。遺族代表の言葉、若者による復興への誓いに続き、津波被害に遭った高砂中、七郷中、六郷中の生徒が合唱を披露する。
 式典は無宗教形式で行い、政府が主催する追悼式の一部を放映する予定。市は仙台駅前-国際センター間でシャトルバスの運行を計画している。
 当日は午前9時~午後5時、国際センターと各区役所に献花場を開設する。市は、来場できない市民にも震災発生時に合わせて黙とうするよう呼び掛ける。
 このほか、市交通局は未来への夢や希望が感じられる写真を市民から募り、秀作を中づりポスターにして展示する地下鉄「せんだいドリームトレイン」を15日~3月13日に運行。市教委は3月4日から、市立小中学校で作成した189校分の復興メッセージ入り応援旗を、青葉区のクリスロード商店街に掲示する。

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