露地物シイタケから基準超セシウム 宮城・大崎

 県は19日、大崎市の露地物原木シイタケから国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える680ベクレルの放射性セシウムが検出されたとして、同市と生産者に出荷自粛を要請した。
 政府は20日にも、原子力災害対策特別措置法に基づく出荷停止を県に指示する。同市の原木シイタケ(露地、施設)の生産量は年72トンで、県全体の24%を占める。
 一方、18日の県の検査で、190ベクレルの放射性セシウムを検出した石巻市の露地物原木シイタケについて、政府は19日、同法に基づく出荷停止を県に指示した。
 露地物原木シイタケの出荷停止指示は、県内9市町目。市内で毎週3カ所ずつ検査を実施し、4週連続で基準値を下回れば指示が解除される。

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