人気アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターと青森県むつ市の観光名所を描いたマンホールのふたが、近く市内に設置される。バンダイナムコグループが地域の活性化を目指し取り組む「ガンダムマンホールプロジェクト」の一環。市は、熱心なガンダムファンらの誘客につながることに期待を寄せる。
寄贈されたふたは2枚。1枚には主人公アムロ・レイの愛機「ガンダム」と、旧海軍大湊要港部庁舎をイメージした市の観光施設「北の防人(さきもり)大湊安渡館」が描かれている。もう1枚には、水陸両用のモビルスーツ「ズゴック」と、国重要文化財の石積みアーチ式ダムがある「水源地公園」がデザインされている。
市は多くの市民に見てもらおうと、18日まで市役所本庁舎で、20日から5月6日までは安渡館で展示。5月中にもJR下北駅周辺など市内2カ所に設置を予定する。
山本知也市長は「全国に幅広い世代のガンダムファンがいる。ぜひマンホールを探しながら、むつ市を散策してほしい」と話した。
「ガンダムマンホールプロジェクト」は2020年8月に始まり、これまでに全国21自治体に計42枚を寄贈した。