青森県で4月史上初の真夏日 あすも高温続く

きょう30日は、西日本の上空に流れ込んだ寒気の影響で、中国・四国・九州地方では大気の状態が不安定となり、鹿児島では猛烈な雨の降った所がある。一方、近畿地方と東日本、北日本は晴れて各地とも気温が高くなり、北日本を中心に初夏の陽気となった。

全国で一番気温が高かったのは、正午前に30.0℃まで上がった青森県三戸町で、青森県内では史上初めて4月に30℃以上の真夏日を記録した。
また、北海道宗谷地方と岩手県でも4月の気温としては一番高くなった地点があり、北日本を中心に記録的な高温が続いている。

あす1日も日本付近は、高気圧に覆われて全国的に青空が広がる見込みで、最高気温が30℃以上の真夏日となる地域がありそうだ。
ただ、内陸を中心に、朝晩は10℃前後まで気温が低下するなど、気温差が大きくなっているため、体調管理には注意が必要だ。

なお、北日本の太平洋側沿岸では、海上からの冷たく湿った風の影響で、霧の出る地域があるとして、濃霧注意報が発表されている。

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