いつかなるとは思っていたが、韓国が世界5位の兵器輸出国になった。昨年は15億ドルを販売。韓国が在来式兵器の主要輸出国に浮上した。米国議会調査局(CRS)がこのほど発表した「2004~2011年 開発途上国対象在来式兵器販売」年次報告書によると、昨年韓国が世界に販売した兵器・実弾・支援・訓練など 在来式兵器類輸出規模は15億ドルに達した。米国の663億ドル、ロシアの48億ドル、フランスの44億ドル、中国の21億ドルに次いで5位だ。このうち中国と韓国は全てが開発途上国に対する輸出だった。伝統的な兵器輸出国である英国、ドイツ、スウェーデンなどの 輸出額は減少した。参照記事 写真は、強力な殺傷力を持つ韓国製K11複合型小銃だが、今は欠陥が見つかりリコールされた。
武器輸出3原則をかたくなに守り、憲法で戦争放棄をし、世界に核廃絶を訴える日本を隣国中国、韓国は「軍国主義」という。よほど日本のこと知らないのか、知ろうとしないのか、勢いで叫びたいのか。こんな平和憲法をもつ国家は世界中になく、あのスウェーデンでさえ、隠れた顔は有数の武器商人の顔だ。この事実ひとつで、隣国は紛争、戦争をネタに稼いでいるといわれて何の文句があろう。武器を売るということは、その訓練も他国で行っている。つまりは、敵の殺し方も教えているということだ。軍事大国を突き進む自国を少しは振り返ってはどうだ?これでいいのかと?
最近韓国で、80代の韓国人男性が、元慰安婦に対する天皇の謝罪などを訴え、在韓日本大使館前でハンガーストライキを行っている。1931年に京畿道驪州郡で生まれたというソさんは 「小学生のころに日本人が村から女性を連行していくのを見て、憤りを覚えた。
娘たちを守ろうと、早く結婚させる家庭も多かった」と振り返った。 朝鮮戦争を経験し、「日本の植民地支配がなければ南北が分断することもなかった」と考えるようになり、
日本の蛮行にさらに怒りがわいたと心境を語ったそうだ。1931年生まれなら立派な「日本人」であり、戦争末期の数カ月、本土の日本人と同じく、韓国でも日本人に対し「勤労動員」のあったのは事実だが、それを連行とは言わないだろう。
日本は日露戦争でロシアの南下から朝鮮半島を守り、その後の併合後も共産主義の侵攻はなかった。日本敗戦の数年後、これを好機とみた北朝鮮が攻め入った。これのどこに日本の責任があるのか?韓国はなんとか米国の支援で撃退したが、軍規は乱れ、自国民を大量に殺害した行為は常軌を逸していた。日本人が知らないとでも思っているのだろうか?その時、余りの混乱に、北にも南にも帰れなくなったのが在日ではないか。たまには、そんな歴史も思い返してみてはいかがだろう。
日本人の目指しているのは「いい日本人」ではなく、「いい世界人」で、それが客人へのもてなしや、恥ずかしいことをしないという行動に表れている。戦後、それなりのもてなしをし、さして恥ずべきことをしていない日本人にとって、隣国から預かり知らないことで侮辱を受けるのは心外というしかない。以前の過去のことを今の日本人にぶつけて何の意味がある?責任があるとすれば、しっかり決着を付けなかった当時の双方の政治家ではないか?実際日本では、しっかりしなかった当時の政治家に非難が集まった。今の元首に物を言うというのなら、それは昔の植民地時代の行為に対し、今の英国女王に説明を求めても通じないのといっしょだろう。