音楽や食を通して東日本大震災後の塩釜を元気にする「GAMA ROOCK(ガマロック)」が20日、塩釜市のみなと公園であり、市民ら約1500人が人気アーティストのライブなどを楽しんだ。
写真家平間至さん(塩釜市出身)と人気ヒップホップグループ「Dragon Ash」のATSUSHIさんの呼び掛けで始まり、3回目の開催。地元ゆかりのミュージシャンをはじめ14組が出演した。
最も大きな声援が集まったのは塩釜市生まれの大友康平さんのステージで、大友さんは復興を願うオリジナル曲を熱唱。「康平という名前は塩釜神社で付けてもらった。しおがまさま、ありがとう」などと語り掛け、大きな拍手を浴びていた。
会場には地元グルメなどを楽しめるブースが設けられ、マグロのステーキやサンマバーガーなどに人気が集まった。
実行委員長の平間さんは「塩釜の秋の名物イベントとして定着してきた。第10回まで続けたいが、次回あたりから趣向を変えていきたい」と話した。