音楽映像で、法大生が「立川計画」旗揚げ 若者文化発信地に

 立川市出身の法政大学生たちが中心となり、若者文化の発信地として立川を盛り上げる学生グループ「立川計画」を旗揚げした。その第1弾として、都内の学生ミュージシャンの人気投票を行い、上位20グループのミュージックビデオ制作を企画。秋には立川市内で上映会を開く予定で、人気投票に参加する学生ミュージシャンの公募を始めた。
 立川計画は、立川市出身の4年生、比留間ひかりさん(21)ら法政大の学生9人で発足。周辺に大学キャンパスが集まり若者のまちとなった立川市を、芸術文化を通じて盛り上げたいとしている。
 学生ミュージシャンのイベント名は立川市の芸術文化施設「ファーレ立川」にちなみ「ファーレ・チューブ2010」。ジャンルを問わず、自作の曲がある都内の学生ミュージシャンを募集し、7、8月にインターネット上で参加者の自作映像やブログを公開。人気投票で上位20組を選出して、本格的なミュージックビデオをつくる。
 制作するのは、法政大などで映像制作を学んでいるクリエーターの卵たちで、立川市を舞台に撮影する。11月に立川市内の映画館で2日間にわたり上映会を開催し、ミュージシャンたちの交流会も開くという。
 比留間さんは「学生アーティストに発表の場を提供するだけでなく、人と人のつながりをつくることで新たなアートが生まれることを目指したい」と話している。
 公募期間は7月7日までで、都内で活動する18歳以上の学生ミュージシャンが対象。イベントのホームページを通じて申し込む。アドレスはfarettube.web.fc2.com/

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