全日本柔道連盟(全柔連)は8日、東京都文京区の講道館に勤める事務局の男性職員1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同連盟事務局では、7日までに3人の感染が確認されており、これで感染者は計4人。また、この日のうちに職員5、6人がPCR検査を受ける予定だという。
全柔連では4日に最初の感染者が判明し、その他にも10数人が発熱の症状を訴えていたことから、クラスター(感染集団)の可能性があった。現在は半数が平熱に戻り、発熱者は10人以下になっているという。
全柔連は3月30日から4月10日まで事務局を原則閉鎖とし、職員を在宅勤務にする措置を執っていたが、さらに1カ月程度閉鎖を続ける。